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愛の流刑地 

2007年02月23日 ()
かつて恋愛小説の旗手として注目され、今では世間から忘れられた存在である中年作家の村尾菊治(豊川悦司)は、ある朝、愛人である入江冬香(寺島しのぶ)を絞殺し逮捕される。事件を担当した女性検事の織部美雪(長谷川京子)は、菊治の漏らす言葉に困惑しながらも真相を追い、疑問を抱えたままやがて裁判の日を迎える。
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原作は日経新聞に連載されていた渡辺淳一の同名小説。
その過激な内容から世の中年男性たちの話題を集め、通称「アイルケ」としてブームになっていました。

それにしても過激。超過激。
この映画R−15指定なんですが、どう考えてもR−18。
予想を遥かに超えてましたよ・・。

とりあえず主演二人の役者魂に拍手を送りたい。
特に寺島しのぶの体の張りっぷりは尋常じゃない。
この人はもともと「ヴァイブレータ」等で露出の多い演技はよくしていたようですが、わたくし初見だったものでビックリでした。

ストーリーの構成としては、女検事が菊冶を取り調べる過程で、冬香との馴れ初めや、なぜこのような結末に至ってしまったのかを回想する形で描かれている。

この映画は、ある意味寺島しのぶのプロモーションビデオと言っても過言ではないですが、私的には長谷川京子の方が魅力的でした。

今回の役どころ、彼女にとっては結構冒険だったんじゃないかな。
物語の核となる重要な人物だし、裁判シーンは台詞も多い。
あと、寺島さんには到底及びませんが、露出高めの衣装が多かったような。
まだまだ演技に不安はあるけれど、十分合格点だったと思う。
とりあえずすごく綺麗でした。

そういや、この映画で一番驚いたこと。
私「それでもボクはやってない」観てるんですが、その中で主人公と留置所で同室になるちょっとオカマっぽいおじさんがいるんですね。
その人がなんと「愛の流刑地」で真面目な裁判長役をやってたんですよ。
同時期公開で同じ裁判モノ。それに全く正反対の役で出演しているこの人物。名を本田博太郎さんというそうです。
もし、これからこのニ作品を観る予定のある方は、その辺注目してみると面白いかもしれません。

ま、どうでもいいっちゃどうでもいいんだが。笑


ところで、原作者の渡辺淳一氏ですが、北海道出身で札幌医科大学を卒業しており、医学博士の称号まで持っているという、かなり異色な人物です。

そのことから作品には医療モノが多いんですが、やっぱり有名なのは「失楽園」や「アイルケ」などのドロドロ恋愛モノ。

ほんとこの人こういう話好きだよね〜・・

渡辺さんは現在直木賞の選考委員を務めています。
よく選評で
「このようなレベルのもので、先人が築き上げた日本の文学が低迷するのを見るのは忍びない」
的なことをのたまわっているわけだが・・・

アンタに言われたくないよ!!!
(批判された作家の心情を代弁)


日本の文学を陰で支え続ける渡辺作品。

次は何が映像化されるのか今から楽しみな私でした☆

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[2007.02.23(Fri) 19:55] 映画Trackback(1) | Comments(3) 見る▼
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COMMENT

by yu_uy
どろろよりもアイルケ。
マリーアントワネットよりもアイルケ。
というのが、私の乾燥です。違った、感想です。
全く期待していなかったぶん、高得点。
だけど、やはり、アイルケよりもそれボク、いや、加瀬亮です。
豊悦はかっこえがっだ。
寺島はまじでリアルだった。      以上。

by くっち
ほんとアイルケの評価高いな!笑

マリーつまんないって言う人多いけど、私は嫌いじゃないんだよね。目で楽しむ映画っていうか。
ま、話に面白みはないけども・・

yu_uyもついに加瀬亮の魅力にハマったか(´ー`)

豊悦は大人の魅力たっぷりでしたね。
寺島さんは洒落になりません。

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それでもボクはやってない 

2007年02月23日 ()
フリーターの金子徹平(加瀬亮)は、就職面接に向かうため通勤ラッシュで混雑する電車に乗り込んだ。
人にもまれながら乗換えの駅で降りると、ホームで見知らぬ女子中学生から手首をつかまれる。
「いま痴漢したでしょ」
全く見に覚えのない鉄平。
駅員に事情を説明するも、全く取り合ってもらえず、促されるままに警察に引き渡されてしまう。
その日から、彼の長い長い冤罪との闘いが始まるのだった。
Open↓

「Shall We ダンス?」で日本アカデミー賞を総なめにした周防正行監督11年ぶりの新作。
監督はこの映画を撮るために、二年間にわたって日本の裁判制度を徹底取材したそうだ。

上映時間147分は一見長く思えるけれど、実際観てみるとあっという間。
裁判がテーマだからといって決してお堅い内容でもなく、息つく暇のないスリリングな展開の連続。
二時間半、楽しみながら司法制度を学ぶことができる良作です。

この映画を観ると、本当にいまの日本の裁判制度は問題が多すぎると実感する。

一度警察に拘留されてしまうと、こちら側がいくら無実を訴えたとしても、「はいそうですか」と簡単に聞いてもらえるわけではないのだ。
時には、取り調べた警察官によって調書内容を都合悪く書き換えられてしまうことだってある。

有罪率99%。それが今の日本の裁判の現状なんだ。

まあ、もちろんそういう社会問題を学べるうえで大変素晴らしい作品なんだけど。
私がこの映画で一番評価しているのは、ほどよく肩の力が抜けているところ。

こういうテーマになると、どうしても「今の日本はこれだからダメなんだ!」と痛烈に批判してみたり、主人公を悲劇的に描いたりしがちなんだけど、周防監督はそうじゃない。

ところどころユーモアを織り交ぜながら、淡々と現状を伝えようとしている。
だからこそ、より観客の心に作品のテーマが伝わってくるのだと思う。

ラストも賛否両論あると思いますが、私はあれで良かったんじゃないかと。

俳優陣も安定した演技を見せてました。
やっぱり役所さんとかもたいさんがいると作品の質が上がるねぇ。

個人的には主役の加瀬亮が素晴らしかった。
怒涛の展開に戸惑いながらも、懸命に戦おうとする主人公の必死さが良く出ていたと思う。

・・ていうか、ぶっちゃけ私加瀬さん大好きなんで!!

「ハチミツとクローバー」の真山役でどっぷりハマってしまい、映画初主演って聞いたときからものすごく楽しみにしておりました。
いや〜やっぱいいわぁ加瀬くん!

ま、こんな感じで私的な理由が大半っていう・・すいません。


公開前に『周防正行11年ぶりの新作』と大々的に銘打たれていたのを見て、
「おいおいそこまで宣伝しちゃって大丈夫かよ・・」と若干心配でしたが、見事期待に応えてくれました。



『十人の犯罪者を逃すとも、一人の無辜の民を罰する事があってはならない』

映画の冒頭に出た字幕。

まったくもってその通りです。

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[2007.02.23(Fri) 19:13] 映画Trackback(0) | Comments(0) 見る▼
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2005年・私的映画ワースト5 

2006年01月01日 ()
番外編。
私が去年見た作品の中で
「ありえねー!」「観なきゃよかった・・」「夢の世界へ小旅行」
などの後悔作品をワースト5としてみました。
今回は5位からランキングしてみたいと思います。

何度も言いますがこれは私の個人的な趣味に基づくものですので
「てめーふざけんじゃねー!」
と思ったらあなたの頭の中の消しゴムで消しちゃってください。
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5位 『まだまだあぶない刑事』
「そもそも何で観たの?」と聞かれると小一時間悩まずにはいられないわけですが。
長年のアブデカファンが観たらさぞかし面白いのでしょう。
闇取引が港の倉庫街って、いま平成18年ですけど!?と突っ込んでいてはこの映画は観れません。
公道で繰り広げられるカーチェイスや銃撃戦、レストランやドームに普通に仕掛けられる爆弾など、まだまだあぶない日本。
ビルの窓際に立つとスナイパーに狙撃されるので気をつけましょう。
誉めるとすれば、いまだにあのハイテンションキャラを貫いている浅野温子か。

4位 『オーシャンズ12』
披露宴で夫婦のなれそめビデオを2時間以上観させられている状態。
ジュリア・ロバーツがジュリア・ロバーツ役を演じていたり、ブルース・ウィリスも本人役だったりと、もはや意味不明。
楽しいのは本人たちばかりなり。
ブラピはやたら食べてばっかりいるなと思ったら、「お腹がすいていて、この時は撮影と食事を兼ねていたんだ!HAHAHA」
食っとけやーーー!!

3位 『妖怪大戦争』
妖怪へのこだわりが表れていたのは良かった。
でもストーリーの出来が本当に悪かった。
緊迫感が全く伝わってこない。
終盤で東京に妖怪が大集結するところとか、CG駆使しすぎで何がなんだかわかんなくなってるし。
個人的に眉毛のないトヨエツの方が妖怪より100倍怖かったです。

2位 『忍』
彼らは忍者集団ではなく超能力集団だ。間違いない。
目を見ただけで人殺せるんだから一般の人間が勝てるわけがありません。両方の里から五人ずつ出て対戦するんですが、どうしても二人の顔が思い浮かばない。始まって速攻で死んだからか。
目潰しする時にピースの指で潰すのはなんかヘコむからやめてくれ。
一緒に観た子が「玄之助」と「朧(おぼろ)」なのに「ゲンゴロウとソボロがさ〜」って言ってて爆笑した。

1位 『フォーガットン』
2005年ナンバーワンの衝撃作品。
ここまで観客の予想(および期待)を裏切る作品があっただろうか。
あの予告が詐欺罪で訴えられなかったのが不思議でしょうがない。
まさか○○○オチとは・・。
違う意味でスクリーンに釘付けになり、終わった時自分の姿勢が前のめりになっていたことに気付いた。これが監督の策略だったのか?
だったら成功だろうが、こんなことやってたらアンタに未来はないぞ。
私の中で「トンでも映画」の殿堂入りに決定。
できれば観たことをフォーガットンしたい。
でも決してフォーガットンできない。
そんな映画です。

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[2006.01.01(Sun) 21:21] 日記Trackback(0) | Comments(0) 見る▼
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2005年・私的映画ベスト5 

2006年01月01日 ()
私が昨年一年間に観た劇場公開作は約60本です。

その中から特に心に残っている年間ベスト5を発表したいと思います。
これはあくまで私の超個人的な好みによるものなうえに、観れなかった作品も多々ありますので、そのあたりはご了承ください。
Open↓

1位 『スターウォーズEP3 シスの復讐』

私の2005年夏はスターウォーズに始まりスターウォーズに終わったと言っても過言ではございません。それくらいこの作品は強烈でした。はっきり言って面白い面白くないの問題ではないんです。
いや、もちろん死ぬほど面白かったんですが、あの壮大なスターウォーズシリーズがついに完結し、物語が一つに繋がったということでもう胸がいっぱいなわけです。ラストカット、タトゥイーンで夕日を眺めながら幼いルークを抱く夫妻の姿が、そのままEP4のオープニングに繋がってるなんて、ジョージ・ルーカスは粋なコトをしやがる!!
すいません取り乱しました・・。

2位 『セルラー』

この作品については、以前別のHPで感想を書いてるのでそれを掲載する予定ですが、とにかくお金をかけなくてもアイディア次第で面白い映画は作れる!っつーことです。あと、主役級に活躍していた青年がかわいくて好感持てました。

3位 『理想の女(ひと)』

これも以前に感想書いてるので特に触れませんが、女優さんたちが女の美しい部分や醜い部分を存分に演じきっていて、自然とその世界に引き込まれていました。どこか憎めない登場人物ばかりで何度も観たくなる作品です。

4位 『サマータイムマシンブルース』
ALWAYSと迷ったんですけどね。
やっぱ私バカ映画好きなんですわ・・スイマセン・・m(__)m
とにかくこの映画は笑えた!しかしそれはあくまで私の場合であって、面白くない人は本当に面白くないと思います。
そのくらい好き嫌いがはっきり分かれる映画です。
でもそんな危険を冒しても私はこの作品を皆に勧めたい。
だって面白いんだもん!!
ちなみに、私の勧めで観た姉は相当ハマったらしくお礼を言われました(笑)
ちょっとクドカン作品にノリが似ている。
あと、私が無理やり4位にした理由は主演の瑛太くんが大好きだからです。『サマータイムマシン〜』は彼の素朴な魅力がいっぱいで大満足でした。(本当に個人的な理由だな)

内容説明のしようがないのであらすじ書きます↓

〈あらすじ〉ある夏の日、大学のSF研究会部室は前日にクーラーのリモコンが壊れたせいでサウナのような暑さになっていた。ぐったりと夏休みを過ごす男子部員と写真部の女子部員。と、突然部屋の隅にタイムマシンが!!一通り盛り上がった後、彼らは前日にタイムスリップして壊れる前のリモコンを取ってくる事にする。しかし、SF研究会にも関わらず「過去を変えると未来が変る」というSFの大原則を全く理解していない部員たちによって様々なトラブルが巻き起こる。

5位 『ALWAYS 三丁目の夕日』
これまた『運命じゃない人』とかなり迷ったんですが、色々考えてこっちにしました。
昭和33年の東京が舞台になってるんですが、その当時の雰囲気がとてもよく表現されていた気がします。
テレビが来た家に近所中の人たちが集まってプロレス観戦とか、駄菓子屋さんとか氷屋さんとか。
勿論楽しいことばかりではなかったと思う。
映画では綺麗なところばかり描かれているけど、もっと貧しくてもっと汚かったかもしれないし。
でも、スクリーンの中の生き生きとして活気に溢れた東京の街を見ていると、やはり「いい時代だったんだなぁ」と思えてしまう。
キャスティングも絶妙で、吉岡さん演じる作家さんとか、堤さんの自動車屋さんとか奥さん役の薬師丸さんとか、他の配役が考えられないくらいシックリきてました。
子役の男の子二人もとってもかわいくて思わずニコニコしちゃった。
ただ、構成上しょうがないんでしょうが、シーンの繋ぎ目でブツブツ途切れるところが何度かあったのでそれをなんとかしてほしかった。
そこを踏まえて5位ですが、久々に良い「日本映画」を観たという感じがしました。
いま同じく日本が舞台の『SAYURI』が公開中ですが、あちらはアメリカから見た「JAPAN」なので日本とは全く違う国のようです。
この2作品では方向性が全く違うので比較できませんが、日本の良さは、やっぱり日本人が一番知っているはずだし、それを形に出来るのもやっぱり日本人なんだなと改めて思いました。

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[2006.01.01(Sun) 20:25] 映画Trackback(1) | Comments(0) 見る▼
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明けましてオメデトウゴザイマス 

2006年01月01日 ()
一ヶ月更新しない間に年号が変っていたという笑えない事態になっておりますが、まあとにかく、明けましておめでとうございます。

この一ヶ月間のことに触れますと、本当に忙しかったです。
まずゼミの発表が立て続けにあってその準備でほとんど寝てなかったし、就職活動で東京に行ったりもしてました。
クリスマス時期なのでバイトも忙しかったし。
あと、料理教室にもマメに通ってました。
そして映画もマメに観てました(^_^;
家に全然いなかったので、家族に久しぶりと言われる始末・・。
大学が休みに入ったので、多少は息抜きできてますが、これから就活が本格化するのでまたしばらく忙しそう。
あ〜ダラダラ寝て過ごしたいよう。(自堕落人間)

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昨日は、家族と紅白を見ながら実に平凡に大晦日を過ごしてました。
しかし、最近の紅白(レコ大もだが)は本当に面白くないですねぇ。
そもそもアーティスト達が出場辞退してるっていう、NHKにとっては可哀想な状況なんですが、それにしたって出場歌手が謎すぎる・・。
何故いまさら倉木麻衣が「Love,Day〜」を・・
氣志團って「OneNight〜」去年も歌ってなかったっけ?
ウインズとか島谷ひとみとかデフディヴぁ(もはやつづりが不明)って今年なんか売れてたっけ・・??
どうやらスキウタとかいう視聴者投票で歌う曲決めてるらしいんですが、それじゃあ毎年同じ曲になるのでは・・・

WaTのマイク転倒事故はビックリでした。
しかし、頑張って歌い続けた二人は偉かったね。
ウエンツ的には、バラエティのネタができてオイシイと思ってるかもしれんが・・(笑)

そんなこんなで終わっていった私の2005年ですが、占いによると去年は12年に一度の幸運期だったはず。
特に何も無かったヨ・・?
次の幸運期には私33才ですけど・・m(__)m

今年もよろしくお願いします。

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[2006.01.01(Sun) 19:14] 日記Trackback(0) | Comments(0) 見る▼
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